DACを自分で組んでみたくなったので基盤を注文してみた [Renew DAC9018D]
タイトルの通りです。
ここ2ヶ月ほどでぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプを組んで、部品をとっかえひっかえすることである程度は自分の好みの音のアンプに仕上げることができました。
そうなってくると今度は上流をグレードアップしたいと欲が出てきてしまいましてDACを自分で組んでみたいと思うようになりました。
そういった経緯でDACキットを探していましたが、DACはヘッドホンアンプに限らず将来的にスピーカーなどを揃える際にも使用することになるだろうと思い、性能の高いDACを組みたいなと思っていたところfujiwaraさんのHPを拝見し、最近よく名前を聞くESS社のES9018を搭載したDAC基盤を注文してしまいました。
DACの仕組みをきちんと理解しておらず、DAIって?、DSDって?、I2Sって?そんなの知らないよ?というぐらい知識が皆無なわけですが、これを機会に色々と学びながらDAC基盤を組んでみたいと思います。
しかし知識もないのにいきなりぱぱっと作れるわけないので色々と計画を立てて少しずつ作っていこうと思います。差し当たり作るにあたって問題になるであろう点を以下に列挙してみると
①DACの回路知識が乏しい
まずこれです。ES9018はSPDIF入力があるからDAIは必ずしも必要ない?だの、出力が電流出力だからI-V変換して差動合成しないといけないだのDACを組むにあたっての予備知識がまだ全然足りないので焦らずきちんと調べながら組んでいくことが必要そうです。
②ハンダ付けスキルがない
今回注文したDAC基盤は上の写真を見ればわかりますが実装密度が高く、0.5mmピッチのピンのハンダ付けが必要で、私は今まで細かいハンダ付けはiPodをiModに改造した時しか体験したことがないので練習しないで組み始めたら100%失敗するのが目に見えています。ということで何かしら細かいハンダ付けの練習をしてから臨む必要がありそうです。
③道具がない
2.54mmピッチのハンダ付けは適当なハンダゴテでもいいですが0.5mmピッチレベルとなるとこて先の形状やフラックスの有無などがかなり重要な気がするのできちんと道具を揃えてから組もうと思います。もしかしたらクリーム半田も必要かも・・・
④その他
トランスの使い方、LCDディスプレイに使い方といったようにオーディオ以外の基礎的な回路知識の不足、ジャンパーピンは何を使えばいいか、基盤間の接続にはどういう形状の端子台が必要かなどといった部品の基礎知識も不足しており、こういったことも考慮する必要がありそうです。
このように問題は山積みでいきなり組むと絶対失敗しそうなので今のところはもっと簡単なDACキットか、ハンダ付け難易度が高い安いチップを買ってある程度ハンダ付けスキルを上げてから徐々に組んでいこうと思ってます。
部品選定をしつつまずはハンダ付けスキルの向上のため安い電子工作キットなどで狭いピッチのハンダ付けに慣れることからですね。
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