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デカップリングコンデンサをUTSJからKWに交換してみた [ぺるけ式FET差動ヘッドホンアンプ V3]

また、コンデンサ交換。

前回はリップルフィルタのコンデンサを低Z品のコンデンサに変更してみたら低域の質感が変化したので今度はデカップリングを交換してみた。

カップリング、デカップリング両方UTSJでもそこまでは不満がなく、UERMで聴く分にはかなり聴きやすく気に入っていた。しかし、SE530x6だとどうも音が濃すぎたので少しすっきりした方向にシフトしたかった。

スッキリした音と言えば自分の中ではニチコン FXだが手持ちは16V 33uFなどの小容量のものしか持っていなかったので断念。代わりにスッキリした音が出るらしいニチコンのKWにすることにした。

交換箇所はプラス電源とマイナス電源の3つの10000uFのデカップリングコンデンサ。

交換後のコンデンサの構成は

リップルフィルタ:ニッケミLXZ 2200uF 25V
デカップリング:ニチコンKW 10000uF 16V
出力カップリング:東信工業 UTSJ 4700uF 16V
定電流部追加コンデンサ:サンヨー OSコン 100uF 16V

となった。

交換して6日ほど経ち、十分音が安定したであろうということで少し感想を。


UERMで聴くと・・

カップリング、デカップリングどちらもUTSJだった頃に比べてやや音が硬質に変化。一言で言うとつまらない音に。やはり全体的にあっさりとした方向にシフトするようだ。あっさり目になり低音も締まるかとおもいきやその点はそこまで変わらない。UERMで聴く場合はデカップリングもUTSJの方がリスニング向きだと思った。


一方SE530x6では

交換する前はかなりこっさりした印象だったがややすっきりな傾向へシフトしたおかげかバランスとしてはある程度改善した気がする。音色が硬すぎず柔らかすぎず、見通しもそれなりに改善。全体的にオールマイティに聴けるようになった気がする。

ただ、UERMでもSE530x6でも同様だが全体的にスッキリしたからといって低音が引き締まるわけではないため低域だけはまだちょっと不満が残る。また、見通しがよくなるのはいいが曲によってはなんとなく情報量が削られたような、若干痩せたような音になってしまっている気もする。しかしSE530x6の場合はKWにした方が総合的には不満点が減ったと思う。


このアンプを今後どうするかは今のところ考えていないがマイナス側のデカップリングだけUTSJに戻してみてごちゃまぜにするとどうなるかも試すかもしれない。・・・が、コンデンサだけでこうも色々ととっかえひっかえするのも疲れるだけなのでほどほどにしたいと思う。


今後はアンプだけでなくDACもキットを買って自分で組んでみようかと思っている。
丁度据え置きで音質のいいDACを持っていないのでこのままちょっとずつ据え置きに移行していきたい。
まだ組んでないヘッドホンアンプの基盤もあるので色々と計画を立てて徐々に消化していきたい。


そんなことよりUMさん、3DDはまだですかね・・・


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