SSブログ

AlgoRhythm Soloをより使いやすく改造してみました [CL AlgoRhythm Solo]

20120612_034310.jpg


ここ最近UERMばかり、しかもiPod touch 4G直で聴くことが多くAlgoRhythm Soloの出番が一向になかったので、より自分が使いやすいように改造してみました。

改造してしまったら保証も切れてしまいますし、結構高い買い物でしたので失敗したことを考えると・・・ということで今の今まで改造できずじまいだったのですが、最近使わなくなっていたことから

「どっちみちあまり使ってなかったじゃん!壊れてもまぁいいかで済ませられるかもしれない!」という浅はかな考えの元、「保証?そんなのもうどうにでもなれ\(^o^)/」というノリでやっちゃいました(笑




もしかしたら前の記事で既に言及していたかもしれませんが、Soloの個人的な不満点(音は置いといて)としては

・出力が大きいためアンプ側でLow Gainにしてもボリューム調整が非常にシビアで使いにくい。

→カスタムIEMばかり使う私にとってはこれは重大問題でした。fi.Qのゲインもできるだけ下げてもらいましたが、普段聴く音量が小さいからかボリュームをほんの少し上げる程度だったのでギャングエラーが・・・orz


・USB入力がラインアウトの反対側にあるためケーブルを接続したままカバンに入れたりすることが難しい。

→ちょっと持ちだそうとする時に普通バッグにアンプが縦になるように収納するわけですが、いざ電車の中で聴こうと思っても入力端子が鞄の底という非常にイライラする仕様で、横向きにすれば使えないこともないですが、なるべくならイヤホンジャックを上に向けて使いたいというのがあります。


・・・・・・と、上記のような不満点があり、それに加えて、以前オフセットを測ってみたら10mV以上出てしまっていたため(最初に購入したもの、修理交換したものどちらも)、これらのことを解決するために以下の改造を行なってみました。



1. USB入力をラインアウト側に持ってくる。その際使いやすいようにUSB端子ではなく3.5mm 4極ジャックに変更。
2. ラインアウトにアッテネータとカップリングコンデンサを入れて出力レベルを下げ、DCをカットする。



詳しい説明などはパパっと省きまして、以下のようになりました。

20120612_031841.jpg
スペースがあまりないので小さめの抵抗とチップコンデンサを無理やり配置。
USB入力を無理やり前面に持っていく(笑


20120612_031857.jpg
カップリングコンデンサは裏にはスペース上取り付けられないのでラインアウトのジャックを反転させたり、基盤の端を削ってどうにか収める。
4極ジャックはラインアウトと電源スイッチの間に配置。基板実装タイプではなく筐体に取り付けるタイプのものを使用。


20120612_033256.jpg
ついでにSoloの付属のDockケーブルをちょん切って4極プラグに交換。問題なく動作した。
ケーブルが前面のみになったので持ち運ぶ際に便利になった。



使用したパーツは以下の通りです。

・4極プラグ・ジャックは千石で売っていたものを使用。プラグのみ金メッキ。
・内部配線は余っていたオーグライン0.3mm
・アッテネータ部の抵抗はLGMFSシリーズ(Bispa)でチップコンデンサはPanasonicのECHU(±2%)
・カップリングコンデンサはnichicon KTシリーズ(後日KAが届いたらそちらも試してみたい)


DAC部の方で変に味付けしたくなかったので個人的なイメージですがあまり癖がなさそうなもの、音質がよさげなものを適当に選びました。


実際にこのような改造をしてみて、特に問題なく動作し、アッテネータもきちんと機能していました。おかげでボリューム調整が大分マシになりましたし、背面にUSBケーブルを刺さなくても良くなったのは個人的に非常に嬉しいです。今までfi.Q low gainで数ミリしかボリュームを回せずギャングエラーぎりぎりのところで聴くしかなかったのですが、16dB程度減衰させたおかげで8時半~9時ぐらいまで回せるようになり音量調整が楽になりました。また、データ入力を前面に持ってきたので、外出時でも3段重ねを断線の心配なくバッグに縦置きできます。


現在エージング中で肝心の音の評価はまだ出来ませんが、アッテネータ、カップリングコンを入れた割にはそこまで音の劣化はしていないような気もします。プラシーボかもしれないので後日じっくり聞いて何かしらインプレでも書きたいと思います。現段階では高音がやや粗い、低音が多少ブーストされたような音になってます。ただ音の奥行きは結構増したような・・・エージングで落ち着いてくれるといいなぁ・・・低音に関してはカップリングの容量がちょっと多いのかもしれないです。


それと背面のUSBからも以前と同じように使えるわけですが、無理やり線を引っ張ってきて4極プラグもつけているので4極、USBの両面にケーブルを差して使ったり、4極プラグに関しては電源を入れたまま抜き差しすると端子同士が間違って接触してしまう場合があるので4極プラグを使用するときは必ず電源をOFFにして抜き差しするようにしないと壊れる可能性があるかも・・・


今回、改造方法について詳しく書きませんでしたが、このように改造してしまって動作が確実に保証できるのかよくわからないこと、またアッテネータに関しては親切な方が教えて下さってできたことですので、今回は詳しい改造方法に関しては割愛させて頂きます。


一応今回の改造をして上記の通り動作確認はできましたが、だからといって動作保証ができるというわけではありませんし、改造を行なってしまうと保証もなくなります。改造時に失敗して壊れてしまう可能性もありますので、それでも同様の改造をやりたいという方がいましたらメールをしてくだされば詳細をお教えします。ただし何度も言うようですが改造時、改造後に壊れても自己責任でお願いします。
タグ:AlgoRhythm Solo
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。