Dockケーブルの作成~Belden88760+Aug-Line~ [ケーブル関連]
最近主力のCV-4.2が接触不良気味だったので、久しぶりにiPod用のDockケーブルを作ってみました。
<2010/01/17追記しました>
Belden88760のDockケーブルは既に1年以上前に作成していましたが、見た目のチープさとCV-4.2と比べてしまうと音も微妙な感じだったので、今回は趣向を変えてHOTに88760、GNDにAug-Lineのいわゆるハイブリッド?で作成することにしました。
前に作った88760は取り回しをよくするためにアルミテープもとってしまい、3つ編みにしていましたが、今回は赤いテフロン皮膜?だけをとってアルミテープは残すことにしました。
アルミテープの有無だけで音にどのぐらい効果があるのかはわかりませんがそこは精神衛生上ということで^^;
で、アルミテープだと見た目が悪いので余っていたTechFlexで保護してみました。
以下無駄に多い画像↓
材料一覧
今回はアルミテープはそのまま
Dock側はんだ付け
QablesのDockコネクタははんだ付けが千石のものと比べてやや難しいです。
コネクタの各パーツは千石のものより精密に作られていますが、黒のガワが若干チープなのが残念ですねorz
まあ1個€1.30ですから外観がチープでもお買い得感は十分にありますね。
送料も€2.95と安く10個注文して€17.52で(Paypal手数料含む)日本円で2100円ぐらいでした。
千石で買うと420×10円ですからかなり安いですね。というか千石のDockがやたら高いのかも…
完成
TechFlexを追加しただけなのに結構時間がかかってしまいましたorz
見た目はなかなかスッキリしています。
自作コンデンサボックス用なのでこんな感じで使います。
……と記事だけをみれば簡単に作れているように見えますが、実は今回作るのにかなり時間がかかりましたorz
えーとですね…今回はかなり間抜けなミスを2つもしてしまったので作るのにいつもの倍かかってしまいましたorz
ミス1:Dockコネクタ側のピンアサインを間違えて、2,3,4ピンではなく1,2,3ピンにしてしまったこと。
ミス2:ノイトリックのプラグをはんだ付けする前にプラグのカバーを線に通していなかったこと。
この2つのミス(というよりドジ)のおかげではんだ付けをやり直すはめになりましたorz
久しぶりに作ったらこのzama…
今度作る時はちゃんと確認してからはんだ付けしようと思います。
肝心の音なんですが、さすがに今日は疲れてしまったので後日加筆しようと思いますm(_ _)m
とりあえず更新頻度を上げるために記事うpということで(汗)
===============================<追記>===============================
とりあえず一日ざっと聴いてみた感想を書きます。
まずはノーマル88760の感想からですが、88760は全体的に音圧が高めでノリがよく、バランスもいいケーブルです。
音のメリハリも適度にあり、CV-4.2よりも情報量は少なめですがPopやRockは非常に聴きやすいと思います。
また、ボーカルの聞き易さ、低域の締まりも特徴的だと思います。
CV-4.2の方が情報量が多く、高域の抜けもよかったため常用していたのはCV-4.2ですが、どうもCV-4.2のDockのつくりがあまりよくないためかバッグに入れたまま歩いたりすると音が途切れることがあって多少ストレスを感じていました。
今回1年以上前に作った88760を引っ張り出して、ハイブリッドと一緒に聴き比べをしてみましたが、88760は1年以上前と印象がだいぶ違っていて10pro modでは以前よりかは不満点はあまりありませんでした(汗)
10proでは結構不満点があったと記憶していますが、やはり相性というものがあるのでしょうか…
それともiModにして上流を少しは改善したからかも?
88760は情報量はCV-4.2より劣るものの、音の重量感と言いますか、厚みはかなりあるように感じます。
CV-4.2の方がスッキリした音で音の広がりもよいので私のお気に入りの一つですが、88760も多少のこもり感はあるものの骨太な音を聞かせてくれるので案外悪くありません。
特徴を箇条書きで書いてみるとこんな感じでした。
・88760…重厚でメリハリのある音。(Belden全般こんな音色な気がする)中低音が非常に聴きやすい。バランスも良好
・CV-4.2…全体的に情報量・解像度が高く、スッキリとした音色。音の味付けがあまり感じられないので何にでも合わせられそう。少々音の線が細いかなと感じる時もある。
で、88760+Aug-Lineなんですが、…うーん。1日聴いた感じでは非常に評価が難しいように思います。
88760よりも低音の量・メリハリさが多少は減っていて、Aug-Line特有の付帯音を少しは感じられるというなんとも中途半端な感じに…
ただ、低域はよく締まりますし、分離は良好で、骨太サウンドがちょっと上品になったような印象ですね。
まぁやはりハイブリッドだからなのか音のバランスが多少悪いかなと思うこともありますが、音楽的な味付けが濃い言えばすまされる範囲内だと思います。
ボーカル重視で聴くならハイブリッドもいいのではないかなと思いました。
と書きつつ、CV-4.2に戻すとやっぱりCV-4.2の方がスッキリしていていいなぁというのが正直な感想でした(汗)
やはりCV-4.2の情報量の多さと微細な表現は一度聴いてしまうと戻れないですね(汗)
とはいえ、せっかく気合いを入れて作ったのでとりあえず1週間ほど使い込んでみることにします。
骨太マイルドで聴きつかれ皆無な音なので電車でうとうとする回数が増えそうです(汗)
そのミス両方よくやっちゃいますw
QablesのDockってそんなに安かったんですね・・・orz
by とっきぃ (2010-01-17 20:11)
>>とっきぃさん
プラグのカバーはよくやるんですけどピンまでずれてるとは…本当にアホですよねorz
QablesのDockは安いですが若干はんだ付けの難易度が上がるのと、
コンデンサを仕込むのに少々加工が必要なので安さだけで考えるのなら
買いだと思います^^;
by Matthieu (2010-01-17 21:19)
>>moonrabbitさん
nice!ありがとうございます!
by Matthieu (2010-01-18 11:31)
自分もCV-4.2のDockを使用しています。この度10proを買おうと思うのですが、自作リケーブルする場合にCV-4.2の硬さはかなり厳しいですよね?
やっぱりnullとかのほうがいいのでしょうか?
by kamonohashi (2010-02-07 09:02)
>>kamonohashiさん
kamonohashiさんはじめまして。
CV-4.2でリケーブルはさすがに厳しいと思います^^;
kamonohashiさんが取り回しを重視せず、CV-4.2でどうしてもリケーブル
したいと言うのであれば止めませんが、すぐに断線してしまいそうな気がします(汗)
無難?にnullのケーブルを使う方がいいのかもしれませんが、自作ができる
のでしたら、無難にMOGAMI2524やBelden8503、単線ならオーグライン
などで自作してみた方がいいと思います。
あとはnissiさんがおすすめするKPPV-SWとかでしょうか。
nissiさんのブログで詳しい作成法など掲載されていますので、もしご覧に
なっていないのでしたらのぞいてみてはいかがでしょうか?
http://nissimemo.blog67.fc2.com/
by Matthieu (2010-02-07 12:00)
やはり厳しいですよね^^;
やはり王道の線を使用して作ってみることにします。
ありがとうございました。
by kamonohashi (2010-02-07 19:31)